心身の健康が第一だとつくづく...

AAメンバーといっしょに山寺に初詣に行った。
手をあわせて目を瞑っていても、頭の中をめぐるのはあいかわらず欲ボケした自分であった。
しかし、形だけでもいいのだ、平安の祈りをとなえながら「今日一日」を祈願した。

せっかく来たのだからと、「御守」を買った。
「御守」代の支払いさえ無駄遣いだと思うケチな自分がいた。
また、どうせ買うなら「良縁成就」とか「金運」など、きわめて現世的な願いを込めるものにしようかと考えもした。
しかし、欲ボケは欲ボケとして、「身体健康・健全」を願うものにした。
なにごとも基本は心身の健康である。

そんなわけで、三が日は毎日、AAメンバーと会った。
今年が良い年になるかどうかはわからない。
しかし、幸先の良いスタートを切れたことは間違いない。

もちろん、良いことばかりが続くわけではないだろう。
思っても見なかったとんでもない試練がくるかもしれない。
でも、そのときはそのときである。
むしろ、日々、淡々と過ごしているうちに、どういうわけかいつのまにか道を外れそうになってしまっているかもしれない。
そういう、特別な意識もなく危うくなっていく可能性にも、できるだけ自覚的でありたいものだ。

まあ、ダメなときはダメだろうし、何とかなるときは何とかなるものであろう。
すべては結果であり、その繰り返しの確認である。
「今日一日」飲まないでいること、そして(たとえば)お天道様に見られても(あまり)恥ずかしくないように生きること。
これらの結果として、「今日一日」飲まないでいること、そして(たとえば)お天道様に見られても(あまり)恥ずかしくないように生きること、ができればいいのである。


仕事始めまであと3日。
今日は特別な用事もなく、AAミーティング会場も遠くでしか開かれていない。
さて、どうしようか。
高い交通費をかけてAAミーティングに参加するか、自室でウダウダしながらAAのテキストを拾い読みするか。
まずは音楽でも聴きながら二度寝してもいいかもしれない。
二度寝ができるのは今日までだから。


The primary fact that we fail to recognize is our total inability to form a true partnership with another human being. Our egomania digs two disastrous pitfalls. Either we insist upon dominating the people we know, or we depend upon them far too much.
12&12 STEP4